越智俊介|Shunsuke Ochi

若者たちが抱える心の中の光と闇。
それらをアートを通じて表現したい。

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1997年 静岡県生まれ

東京藝術大学で建築を学ぶ傍ら、
学生時代から雑誌の表紙絵、ポスター、CDジャケット、商品のパッケージイラストなどを描く。
卒業後は画業に専念する。

2019年には卒業制作が平成芸術賞を受賞。
さらにMONSTER EXHIBITION NEXT EXHIBITION @ BERLIN(ベルリン)の日本代表TOP18に選出されるなど早くから評価される。

また2019年秋に開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会を記念したサントリー自動販売機のデザインを担当。
設置先ごとに異なるラグビーのポジションを表現したデザインとなっているこのラグビー自販機は京王電鉄や西武鉄道沿線の駅ホーム21ヵ所に設置され、
大会の成功と共に注目を集める。

作品の特徴は何といってもアナログとデジタルを掛け合わせた画風である。

人物は手描きで着色までしているが背景や装飾はデジタル技術を使用するなど、
領域によって描き方を変え、「一枚の絵の中で両者をぶつけ合うのが醍醐味」と越智が話すように、
2つの技法が1つの支持体の中に存在することで生じるギャップ感が作品に新鮮さとオシャレ感を生み出している。

そして画面全体に描きこまれた密度の高さからは、
建築を学んだ越智ならではの計算された構成力や技術力の高さを感じとれるが、
子供の頃から好きで慣れ親しんできた漫画家の大友克洋氏や、
松本大洋氏からの影響からだというのも日本独自の漫画文化が芸術表現のひとつとなっている近年の傾向にも通じていると言えよう。

作品テーマは現代社会の風潮や常識に対して風刺的に表現したものが多く、
歳時記や気に入ったフレーズ、言葉遊びからも発想することがあり、
そこに映し出される若者たちの何気ない日常生活のコンテンツを知的さとユーモアをもって描き出される作品は“現代の浮世絵”とも称される。

今後は​画家としての垣根を越えて、様々なジャンルで活躍を目指すという越智には、
現在の日本のアート業界の閉塞感を打ち破り、既存の価値観にとらわれず、
新しい風を送り込んでくれることを期待したい。

Artworkmore|gallery >

勢至菩薩像
寸法 : 420×297mm
形態 : ジークレー、キャンバス
特記事項(エディション) : Ed:10/10

観音菩薩像
寸法 : 420×297mm
形態 : ジークレー、キャンバス
特記事項(エディション) : Ed:10/10

決戦のバレンタイン
寸法 : 420×594mm
形態 : ジークレー、キャンバス
特記事項(エディション) : Ed:5/5

Profile

主な個展・グループ展

2017「第35回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館(上野・東京)
「越智俊介 個展」ギャラリーSIACCA(銀座・東京)
「MONSTER Exhibition」渋谷ヒカリエ(渋谷・東京)
「越智俊介イラスト展」ビアカフェBonFire(根津・東京)
2019「​​KOREKARA JAPON×MONSTER展」Centro Civico Convent de Sant Augusti Borne
「東京芸術大学卒業制作展2019」平成芸術賞受賞/東京都美術館(上野・東京)
「OCHI SHUNSUKE EXHIBITION」照恩寺(小平・東京)
「MONSTER EXHIBITION NEXT EXHIBITION @ BERLIN」
Concept Gallery PAULINA’ S FRIENDS ZUFALLSLADEN(ベルリン・ドイツ)
「INTRO 8 - コレクター 山本冬彦が選ぶ若手作家展 -」
アートコンプレックスセンター(新宿・東京)
2020「越智俊介展」パレットギャラリー(麻布十番・東京)
「越智俊介展」ギャラリーSIACCA(銀座・東京)

その他

BSフジ「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」 2020年5月5日放送